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2013年2月24日 (日)

No.117 第267回詰工房例会報告

217日(日)、詰工房の例会に参加してきました。
参加者:池○俊哉、岩○修、馬○恒司、大○光一、加○孝志、加○徹、金○清志、近○郷、角○逸、高○恭嗣、高○秀夫、仲○哲男、原○慎一、宮○忍、柳○明、安○嗣治、田中徹 以上17名(敬称略)
※漏れや誤字があったら申し訳ありません。
■会場に入ると早速、お師匠さんから詰将棋解答選手権のチラシを頂きました。今年も都合さえ付けば、お手伝いに行こうかと思っています。
亀戸にはまだ一度も行ったことがないのですが、地図で見ると押上に近く、スカイツリーが良く見えそうですね。初級・一般戦の会場、オリンピック記念青少年総合センターは桜の名所でもあるのですが、今年は見頃を過ぎてしまいそうでちょっと残念です。
■また、今回も岩○さんが遠路を物ともせず参加くださいました。氏のブログ(「香龍会」のページ)には既に参加記がアップされていますので、未読の方はぜひ訪ねてみてください。
それと原○さん、お名前間違えてすみませんでした。
例によって皆さん思い思いに過ごす中、私はというと、利○さんから頂いた渡部正裕氏のあぶり出し作品群の解読(?)にあたりました。(詳しくは後述)

■二次会では、まずパラ2月号で出題の推理将棋が話題になりました。推理将棋をあんなに真剣に考えたのは生まれて初めてです。
その後頃合いをみて「工房大賞」の趣意書(と言っても前回のブログで書いたのと大差なし)を皆さんに見ていただきました。すると金○さんから意外や「いいですよ、やりましょう」とあっさりOKが出て、かえってビックリ。
また、館長さんから「『工房大賞』より『詰工房大賞』の方が良い」、解答欄魔さんからは「賞品はなし。名誉だけで充分」とのご意見を頂戴しましたが、それ以外ほとんど反応がなかったのが気になります。こりゃハズしたかな…?
でも、とりあえず了解はもらったことだし、言い出しっぺとしては4月までにもう少し具体的な形を考えなくてはなりません。
という訳で詰工房の皆さん、どうかお知恵を貸してください!
■その後は、安○さん持参の7手詰傑作集から何局か解いたり、金○さんの短大向け投稿作(これが何気にスゴかった!)を見せてもらったりして、月に一度の楽しいひと時を過ごしました。

■ところで渡部正裕氏ですが、私は昭和初期に活躍された作家ということ以外、何も知りませんでした。今回頂戴した図面は、浦○和彦氏等が発行された大冊「詰将棋萬葉集」の一部を利○さんがコピーしてくれたものです。
この作品集はもともと図面だけで作意が付いていませんので、作意を推定する作業が必要になります。ところがこれが一筋縄では行きません。余詰だけならまだしも、変長がやたらと多いのです。
作者が活躍されていた頃はまだ妙手説が優勢だったのでしょうか。2手長はザラ、4手以上長い変化も当たり前のように出てくるので、始末に負えません。これに不詰が加わるともうお手上げですね。
現在、頂いた96局のうち60局ほどを見てきましたが、完全作は7作のみ。一方、作意不明の疑問局もほぼ同数という状況で、悪戦苦闘が続いています。
現在の目で見れば難しい評価になるでしょうが、時代背景も考慮する必要があり、とにかく実際に見てもらわなければ何も始まりません。
利○さんのご厚意に報いるためにも、今後このブログで渡部正裕研究を不定期に連載していく予定ですので、よろしくお願いいたします。

■最後に、馬詰恒司氏の大作「夢のまた夢」をご紹介します。
馬詰氏は無防備煙「修羅王」で看寿賞を受賞するなど、特に煙詰の分野において顕著な実績を残してこられた作家です。
「夢のまた夢」は今までに2作しか発表されていない双玉無防備煙のうちの1局で、見事塚田賞に輝いています。惜しくも看寿賞は逸しましたが、この年の看寿賞受賞作は、馬詰氏と摩利支天氏の合作「FAIR WAY」ですから、作者が看寿賞を受賞していることには代わりはない訳です。
(この稿は磯田征一氏のサイト「詰将棋一番星」を参照させていただきました。)

近代将棋 平成83月号
馬詰恒司氏作 「夢のまた夢」 塚田賞長編賞受賞

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コメント

最年少は岩○さん、2番目は金○さんでしょうか。
「夢のまた夢」「FAIRWAY」はいずれも「夢銀河」所収ですから、
こちらも必読ですね(手前味噌)。

投稿: HYO牛TAN党 | 2013年2月25日 (月) 06時43分

渡辺正裕氏は昭和8年生まれで、昭和30年代の活躍。渡辺進氏は昭和14年没で昭和初期の活躍です。
 渡辺進氏の全作品の検証もお願いします。

投稿: 利波 | 2013年2月26日 (火) 01時38分

>>HYO牛TAN党さま

「夢銀河」まだ持ってません!
金〇さんに言えば売ってもらえるかな。

>>利波さま

昭和30年代では昭和初期とは言えませんね。失礼しました。
渡辺進研究遅れていてすみません。順番としてはまず渡辺進氏の方から、と思っています。もう少しお待ちください。

投稿: 安武利太 | 2013年2月27日 (水) 01時46分

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