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2013年4月 7日 (日)

No.118 詰将棋解答選手権と詰パラ4月号

331日、詰将棋解答選手権チャンピオン戦(東京会場)のお手伝いに行ってきました。
アポなしの飛び込みだったのに、ちゃんとスタッフ用の名札まで用意されていたのには恐れ入りました。
■で、仰せつかったお役目は、サブ・タイムキーパー。
メインのタイムキーパーを務める橋○哲氏の補助ということで、要は試験監督のようなものですね。ということは即ち、超難問に取り組む選手たちの表情をごく間近で見ることが出来る訳で、これはもうプレミア付きの特等席と言えるかも知れません。
真剣に問題を見つめながら、一心不乱に読みふける選手たち。そこにはプロもアマもありません。恐るべき集中力で90分間、頭脳をフル回転させる姿には、感動すら覚えます。
結果についてはもう皆さんご承知のことでしょう。宮田先生の飛び抜けた強さとともに、アマの健闘が光った大会でした。
結果はともあれ、参加されたすべての選手の皆さんに、心から敬意を表したいと思います。スタッフの皆さんも本当にお疲れ様でした。
413日には一般・初級戦が行われますが、自分は法事があってお手伝いできないのが残念です。

■詰パラ4月号について

1)芹○氏と武○氏が半期賞を初受賞。
芹○氏は今まで受賞していなかったのが不思議なくらいで、今回の2作同時受賞で少しは溜飲を下げたでしょうか。
また、武○氏をはじめとする高校生トリオの作品は、質量ともに抜きん出ており、今や詰棋界を牽引する存在と言っても過言ではありません。今後の活躍から目が離せないのはもちろん、彼らに続く新しい世代の登場にも期待したいところです。

2)頑張っているのは若手だけじゃない。
今回半期賞を受賞した相○慎一氏をはじめ、飯○晃氏、護○浩之氏、橋○樹氏、大○健司氏、秋○龍司氏、そして田○秀男氏等々、大物作家が続々と復活を果しているのは実に心強い。
若手の台頭にベテランの復活が相乗効果を生んで、新たな黄金時代の到来となるか。

3)全詰連の頁『お知らせをいくつか』(柳田会長の言葉)
来年以降の解答選手権の運営は全詰連が主体となりますが、これは詰将棋全国大会よりずっとハードルが高そう。早目に準備を始めて、とにかく来年の大会を成功させることが重要でしょう。

4)大学で自作の結果発表。
私見では、金○氏作(「イ」の字)の方が内容的には遥かに上であり、拙作の首位は望外。
それよりも嬉しかったのは、誤無解が少なく(各1名)、かつC評価0だったこと。好意的な短評が多かったし、利波教授の行き届いた解説にも深く感謝したいと思います。

■このブログで提案してきた「工房大賞」ですが、名称に森田銀杏氏の名前を入れてはどうかと考えました。
森田氏は「詰朗会」や「詰研」の中心となってその活動を支え、現在の詰工房の礎を築いた偉大な先達であり、その名を冠することが最も相応しいのではないかと思ったのです。
例えば「森田銀杏賞」でも良いし、「森田記念特別賞」あるいは「春霞賞」なども考えられます。いずれにしても、次回の詰工房で皆さんのご意見を伺ったうえで、まとめていきたいと思います。

■最後に、今回は芹田修氏の最長手数(多分)となる作品をご紹介します。
何と2.88という高得点を出しながら、惜しくも半期賞を逸した悲運の作品です。

詰パラ 平成2110月号 大学11
芹田修氏作 49手詰


馬○原剛―序はあっさり飛を成るのが意外だったが、その後飛生が出てきたのにはさらに驚かされた。この初形からこんなに手が続くのは感動的。

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