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2016年9月 4日 (日)

No. 162 第309回詰工房例会報告

828日(日)、詰工房の例会に参加してきました。
参加者:青○裕一、飯○修、石○誠一、稲○元孝、岩○修、馬○原○剛、加○徹、金○清志、久○紀貴、小○正浩、原○慎一、安○忍、柳○明、山○剛、田中徹 以上15
2次会から参加 近○郷(以上敬称略)
※漏れや誤字があったら申し訳ありません。

■このところ、例会前夜は春霞賞のレジメ作りでほとんど徹夜、というパターンが定着しつつあります。もっと早く準備すればいいのに、できないんですよね。
そう言えば、この日は夏休み最後の日曜日。小学生の頃、夏休み終盤になると、たまった宿題でいつも苦労していたのを思い出します。

2時半近くに会場に到着すると、まずプロジェクター等のセッティングをしてから、紹介予定作の変化・紛れ等を最終確認します。
春霞賞の候補作だけなら数作ですが、その他の注目作や参考図まで加えると30局近くになるので、これが結構大変。
結局はいつも若手の皆さんにフォローしてもらって、なんとか凌いでいる格好です。
皆さん、本当に申し訳ありません。これからもどうぞよろしく!

3時頃、プレゼン開始。
今月のノミネートは大学の青木氏作と、デパートの中村氏作の2局。青木氏の作品は「オーロラ原理を応用したと金移動捨合」、中村氏作は「香打+合駒」を4回繰り返して5筋に駒柱を作るというユニークな狙い。
だったのですが、「小学校25堀内氏作もノミネートすべき」との声があがり、堀内氏作を加えた3局で投票を行った結果、圧倒的多数で堀内氏作が首位となりました。

詰将棋パラダイス 平成285月号
小学校25 堀内真氏作 「かえるのうたが」
a
A_1b
B_2c
C_3d
D_4
a
56香、同桂、44銀、同銀、73角、同龍、67桂 迄7
b44銀、同銀、73角、同龍、67桂、同金、56
7

c73角、同龍、67桂、同金、56香、同桂、44銀 迄7
d67桂、同金、56香、同桂、44銀、同銀、73角 迄7

本作は単独では評価のしようがありません。が、4局セットで見ると、とんでもなく難しい創作条件をクリアした、奇跡的な作品であることが分かります。
1枚配置駒を変更すると、作意手順が1つずつズレていく。4駒による「サイクリックジラヒ」と言うのだそうで、今回の投票結果は、難条件に挑戦し克服した作者に対する、正当な評価であると言えるでしょう。
これぞ春霞賞、ですね。

5時からはいつもの店で2次会です。
自分はこの日も早目に失礼したので、キーワードも若干少な目です。

・きのうウマ研
・来月はとり研
・「三〇さんに当てられてしまいました」
・「Aです」
1票の差はデカイ
・連珠の方が有名な〇さん
・「○学が止めるまで止められない」
・「○○室レベルじゃダメでしょ」
・人生初茨城
・木星の旅
・「もう1000円は入ってますよ」
・桂花手筋
・銀損して「回収手筋!」
・最近は全部「C
・どしゃ降り
・「寝ない人募集」
・短コンの担当
・社団戦
・職団戦
・イケメンの○○くん
・チャンピオン戦20位以内

■「今日のBAY

 


筒香がこの調子では、今季もCSは無理そうだ。

…というか、今日はベイの話などしている場合ではない。
藤井聰太三段の昇段決定、史上最年少棋士誕生である!
この快挙を報じる新聞記事には「詰将棋解答選手権を2連覇…」とあった。詰将棋に関わる者として、これほど誇らしいことはない。
藤井新四段には解答選手権3連覇、そして史上最年少名人奪取!を目指してほしい。

9月の例会は所用により参加できませんので、春霞賞は金○さんにお願いをしました。
金○さん、よろしくお願いいたします。

■ではまた。

 

 

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