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2018年12月10日 (月)

No. 192 第336回詰工房例会報告

1124日(土)詰工房の例会に参加してきました。
参加者:青○裕一、今○修、沖○幸、梶○迪、金○清志、金○タ○シ、北○和美、久○紀貴、小○正浩、利○偉、野○碧、原○慎一、深○一伸、柳○明、山○剛、田中徹 以上16
2次会から参加 芹○修、原○清実(以上敬称略)

※当日の出席者名簿によると16名なのですが、もう1人か2人出席されていたような気がします。
お気づきの方はお知らせ頂ければ幸いです。

■今月も野○君が参加してくれましたので、持参した作品集「けむり」(リコピー版)を贈呈しました。自分よりも彼が持っている方が、ずっと役に立つことは間違いなし。
この次は「続けむり」を持っていきます。

■利○さん編集の「ヤングデ詰将棋」が完成し、自分も1冊購入しました。
この本の特徴は、利○さんが各方面に呼び掛けて収集した貴重な「ちびっこ詰将棋」の記録でしょうか。
丁寧な筆跡でまとめられた「ちびっこ詰将棋」を見ていくと、田宮さんの普及にかける情熱や、ちびっこたちに対する深い愛情が伝わってきます。
こうした有為の人材が詰まらないことで詰パラを去ってしまったのは、本当に残念なことでした。
それにしても、黒川一郎研究を初め、旧パラ検証や多くの古図式研究等々、利○さんの精力的な活動振りには本当に頭が下がります。
現在は北原義治氏の全作品収集に取組中とのことで、これが作品集として世に出たらと考えるだけで胸が躍ります。完成を楽しみにしております。

■ようやく今○さんに第5回春霞賞佳作の賞状をお渡しすることができました。遅くなりまして申し訳ありません。
ご本人はまだ大賞が取れなかったことを悔しがっていて、すねる様子が可愛かったです(笑)

その今○さんは、野○くんが創作を始めて半年足らずで煙詰を発表したことにいたく感心されていました。いや、もしかすると案外、野○くんに対するライバル意識を燃やしていたのかも――。
もしも今○さんが煙詰を作ったら、と想像してみるのも面白そうですね。

■春霞賞のノミネートは3作品。
今回は大学の相馬氏作とデパートの齋藤氏作が拮抗しており、投票の結果が注目されましたが、僅差で齋藤氏作が逃げ切りました。

詰パラ 20188月号
デパート3 齋藤光寿氏作


3
手目32馬には手筋の43角合。これを取って54馬~32角と打ち直した局面が本作のハイライト。
ここで、
43角合なら、66桂以下25玉と追って14以下詰み。
43桂合なら、同様に66桂から25玉と追って14以下詰み。
受けに窮したかと思いきや、43金合(!)と逆王手を掛ける妙防がありました。
同龍以下8手進めて再度32角と打てば、今度は43金合なら同角成~54馬~44金~66歩以下早詰。
73龍のままなら66歩は打歩詰の禁手ですが、83龍と遠ざかることで歩詰を回避し、結果として43金合を拒否しているのです。よって3度目の捨合は桂合が最善となり、収束に向かいます。
作意9手目と19手目の局面を比べると、違いは龍の位置のみ。作者の狙いは同一地点への3種の捨合にあったようですが、結果として龍の位置変換による歩詰回避という主題が加わり、見応えのある本格派構想作の誕生となりました。

■注目作の中からは、スマホ詰パラで発表された馬方四季氏の作品をご紹介します。

スマホ詰パラ 2018年10月
No.11901 馬方四季氏作 


Twitter
上でも作者自身がupされているので、既に本名をご存知の方がほとんどでしょう。
作者のツイートによれば、「
真夏に暑くて眠れず作ったもの。1号局は馬屋原作だが、本作はシンプルに表現できた、という意味で発表価値はあるはず。」
いやいや、発表価値があるどころじゃありませんて!


5時からはいつもの店で2次会です。
キーワードを知りたい方は、hirotsumeshogiさんのブログ、「詰将棋の欠片」で紹介されていますので、未見の方はぜひそちらでご確認ください。
hiroさんのおかげで仕事が一つ減って助かっています(笑)。何かお返しをしないといけませんね。
自分はこの日も睡眠不足のため、約2時間後に撤収となりました。

ではまた。

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