« 2019年2月 | トップページ | 2019年4月 »

2019年3月

2019年3月 4日 (月)

No. 195 第339回詰工房例会報告

223日(土)詰工房の例会に参加してきました。

参加者:青○裕一、池○俊哉、稲○元孝、岩○修、馬○原剛、大○光一、沖○幸、加○孝志、加○徹、金○清志、久○紀貴、小○正浩、新○江○弘、竹○健一、太○岡甫、野○碧、原○慎一、深○一伸、松○成俊、宮○忍、山○剛、田中徹 以上22名(以上敬称略)
※漏れや誤字があったら申し訳ありません。

20名を超える盛会となりました。

■このところ竹○さんの活動が活発です。3/10には自ら講師となって講座を開く予定とのことで、この日も資料作りに余念がありませんでした。
竹○さんと言えば自他ともに認める詰パラの解答強豪です。これまで詰棋界では「解答者」が前面に出ることが少なく、「作者」側主導の傾向が続いていました。
例えば看寿賞にしても本来は実際に問題を解いた人の意見がもっと尊重されていいはずなのに、選考委員の多くは作る側の方たちです。
竹○さんの活動をきっかけに、解答者の声がもっと反映されるようになれば…、と思います。

3時過ぎに春霞賞の選考会がスタート。
今回のノミネート2作で投票を行った結果、太刀岡氏の作品が候補作に決定しました。

詰パラ 201811月号
大学14 太刀岡甫氏作


5手目93角の遠打に84歩中合。9手目82角には73歩中合。2度の中合で2枚の角の利きを1本化することに成功し、結果大幅に手数が延びます。
何もない左上部まで追い上げた末に下辺に戻り、還元玉で詰むという構成には、作者の拘り、意思の強さを感じます。力作という言葉がピッタリ。

■注目作の紹介では、岡村孝雄氏の鶯煙の参考図として同氏の豆腐煙「波打ち際」も取り上げました。
この作品に関連して、5年半前のたま研で馬屋原さんの興味深い研究発表が行われていますので、こちら(当ブログの「No.125 たま研参加記」)をご参照ください。

ところで注目作の紹介では、最近はスマホ詰パラ発表作の方がメインになりつつあります。
スマホ詰パラは発表しやすい反面、作品を「残す」には不向きなメディアです。歴史に残すべき作品を少しでも記録していくことに意義ありと考えています。

スマホ詰パラ 20191
No.12416 ao碧氏作


巧妙な序盤に、難解な収束。銀・桂・香の成り駒もなく、非常に良く出来た小駒煙です。
収束で変同があったのは残念でしたが、作者の実力は本物。
次はどんな煙を見せてくれるのでしょうか。

■詰工房の会場「きゅりあん」は、解答選手権チャンピオン戦の会場にもなっています。
そこでこの日の2次会はいつもの庄やではなく、解答選手権の2次会用に予約した店で、下見を兼ねて行われました。
生憎自分は参加できませんでしたので、2次会の模様等を知りたい方は、hirotsumeshogiさんのブログ、「詰将棋の欠片」をご覧ください。

■余談ながら、パラ3月号のたま研作品展で、拙作を採用していただきました。
本作は掛け値なしの客寄せ作で、パラの中学校が解ける方なら暗算で楽勝のはずですので、酒の肴にぜひご賞味ください。
実は、1年前のたま研作品展でも拙作が採用されたのですが、入選回数に誤りがありました。その時訂正してもらったので今度は大丈夫だろうと思っていたら、何と、今年も去年と全く同じ間違いが!
編集部では自分の筆名を安武翔太氏と勘違いして、翔太氏の入選回数を入れてしまったとのことで、そもそも紛らわしい筆名を使ったことに問題があったようです。(正しくは入選3回)
今後「安武利太」はネット専用にした方が良さそうですね。

■ではまた。

| | コメント (0)

« 2019年2月 | トップページ | 2019年4月 »