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2020年3月31日 (火)

No. 218 第352回詰工房例会報告

321日(土)詰工房の例会に参加してきました。
参加者:會○健大、青○裕一、池○俊哉、井○徹也、今○修、稲○元孝、岩○修、馬○原剛、沖○幸、金○清志、岸○裕真、久○紀貴、小○正浩、鈴○優希、田○雄大、竹○健一、太○岡甫、野○村○彦、長○川○地、渕○上悠、細○吉嗣、柳○明、山○大輔、和○積商、田中徹 以上25
2次会から参加 芹○修(以上敬称略)
※漏れや誤字があったら申し訳ありません。

■コロナウィルス感染拡大の影響により、解答選手権も中止に追い込まれる中、会場には多数の詰キストが集結。
皆さん待ちかねていたのでしょう。こころなしか、いつもより楽しげな雰囲気が伝わってくるようです。

■解答選手権関係の打ち合わせをしたり、紹介予定作の復習をしたりするうちに、定刻の3時となり、春霞賞の選考会開始です。
今月の進行役は會○さん。12月は詰棋校が休みなので、構想作は少ないのが普通ですが、今回はノミネート8局と豊作でした。
内容的にも見応えのある作品が多く、接戦を予想していましたが、投票の結果大崎氏の作品が余裕をもって逃げ切りました。

12月号 春霞賞候補作
創棋会3 大崎壮太郎氏作

内容については、別頁にてご紹介します。

■スマホ詰パラからは今回も2局ご紹介します。

スマホ詰パラ 20202
No.14311 keima82氏作


13と、同玉、12桂成、14玉、84飛、(イ)74香、同飛、34香合、同飛、同桂、13成桂、15玉、24銀、25玉、26香、同玉、35角、25玉、26香、同桂、52馬、34香合、同馬、同玉、53角成、36銀成、23銀生、33玉、35香、同成銀、34香、同成銀、同銀生、同玉、37飛、24玉、35馬、33玉、44馬、42玉、33飛成、51玉、52銀、同玉、34馬、41玉、43龍、42飛合、同龍、同玉、43飛、52玉、(A73飛成41玉、71龍、同銀、52金、32玉、23成桂まで59手詰

(イ)で34香合41馬以下非常に難解ながら早詰あり。そこで馬筋を止めるため74に合駒をすることになりますが、(イ)74歩合で、同飛同香では、13成桂、15玉、24銀、25玉、26歩、同玉、35角、36玉、37香、25玉、27飛、34玉、53角成、36合、44馬迄。
そこで、(イ)74歩合同飛の時、34香合とするのがうまい延命手段。
ところがこれで作意手順通りに進めていくと、(A73飛成の時に73の香を取れるので、同手数駒余りになってしまいます。
故に、(イ)で74香と移動中合するのが最善(駒が余らない)になる、という仕組みです。
新種のやけくそ中合といった趣ですが、移動中合してからその理由が判明するまで47手(!)という驚くべきスパンの遅効手であり、ほとんど前例がないのではないでしょうか。

スマホ詰パラ 20202
No.14330 relax氏作


初形「」に始まり、→「」→「」→「」→「」→「」→「」と次々にカナ文字が現れる7段曲詰。
オール打ち捨てで、しかも初形で3段目にいた角と銀が、詰上りでは1段目の2枚の香と入れ替わっているというオマケ付き。手順もきちんと限定されていて、類作さえなければ、歴史に残るべき作品です。

5時からはいつもの店で2次会です。自分は町内会の会合があり、そのまま失礼させていただきました。

この日の模様について知りたい方は、例によってhirotsumeshogiさんのブログ、「詰将棋の欠片」をご覧ください。
どうやら遅くまで盛り上がったようですね。

■自粛、自粛で皆さん本当にうんざりしていたのでしょう。顔を合わせてたわいもない話をする、それだけのことが実はとても貴重なことなのだと、思いを新たにしました。

ここ数日で一気に感染のペースが拡大し、今やいつ「非常事態宣言」が出されてもおかしくない状況です。先が見通せないだけに、陰鬱な思いが募ります。

ただ、詰キストは盤駒さえあれば自宅にいても不自由はないはず。
むしろこの自粛期間中に、名作・傑作がいくつも生まれることを期待したいと思います。

■ではまた。

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