No.220 第353回 詰工房例会報告
■7月18日(土)詰工房の例会に参加してきました。
参加者:青○裕一、馬○恒司、馬○原剛、小○悦勇、沖○幸、金○清志、久○紀貴、小○正浩、新○江○弘、芹○修、竹○健一、太○岡甫、原○望、渕○上悠、田中徹 以上15名(以上敬称略)
※漏れや誤字があったら申し訳ありません。
■ご無沙汰いたしました。
新型コロナの影響で4・5・6月の例会が中止になり、4か月振りに行われた例会には、予約申込みをした15名の詰キストが参加しました。
誰かの新作が並べられ、皆で盤を囲んで考え込む。詰将棋の会合では当たり前の光景が、ようやく戻ってきました。いつもと同じ、のありがたさを痛感しました。
■ふと参加者名簿を見ると、小○悦勇氏のお名前が!
しかし、室内にそれらしき人影は見当たりません。どうやら、いつの間にかやって来て、すぐにお帰りになったらしく、折角のご挨拶の機会を見逃してしまいました。
実は小○氏からの私信で、ある傑作の改良図と、その図を含む「私のベスト10」をお送りいただいたので、それを『詰工房で参加者に配布する』とお知らせしていました。おそらくそれで大井町まで足を運んでくださったものと思われますが、直接お礼を申し上げることが出来ず、本当に残念なことをしました。
そういう訳で、当日の参加者の皆さん限定で、小○氏作・解説「私のベスト10」をお渡ししました。これはちょっとした宝物になるはずです。
ただ、できるだけ多くの人に鑑賞してもらうために、ぜひ詰パラ誌上で発表してほしいと、切に願います。どうせなら作品集「雨滴」を全作掲載してほしいところですが、こちらは風みどりさんが何とかしてくれると期待しています。
なお、”ある傑作の改良図”については、後日このブログで紹介いたします。
■某氏の新作に挑戦中のグループが盛り上がっていたので、いつもより30分ほど遅れて、春霞賞の発表・選考に移りました。
まずは昨年、第7回春霞賞の受賞作の発表です。
詰パラ8月号に結果発表が載る予定ですので、詳しくはそちらでご確認ください(このブログでも特集します)。
続いて、1月号と4月号の春霞賞候補作の選考会開始です。
進行役は久○さん。今回は2月分でしたがノミネートが少な目で、スムーズに進行していきます。
投票の結果、
・1月号 該当なし
・4月号 デパート2 馬屋原剛氏作
に決定。
内容については、別頁にてご紹介します。
■春霞賞の後は注目作の紹介。
詰パラは1月号と4月号の出題作から6局、スマホ詰パラからは3~6月の発表作19局を、駆け足でご紹介しました。
ここでは、その中から2局をご覧いただきます。
詰パラ 2020年1月号
大学院1 鈴川優希氏作
柳原裕司氏や明石六郎氏の傑作を彷彿とする作品ですが、過去作品に全く引けを取らない傑作です。
大学院で誤無解ゼロ、平均点2.86という高評価が、本作の素晴らしさを端的に物語っています。
詰パラ 2020年4月号
短期大学16 原田清実氏作
盤面7枚の好形から、19香の最遠打、そして15桂中合が飛び出します。
収束まできっちりとまとまっており、作者が「中編では一番のお気に入り」と言われるのも納得の逸品です。
スマホ詰パラの作品紹介は別貢にて。
■5時からは2次会ですが、自分は毎度ながら、町内会の関係でそのまま失礼させていただきました。
■この日の模様について知りたい方は、例によってhirotsumeshogiさんのブログ、「詰将棋の欠片」をご覧ください。
■コロナの感染拡大が止まりません。おかげで祭礼など町内の行事が軒並み中止になり、張り合いのないことこの上なし。
この数日の状況を見ると、詰工房もいつまた中止になるか知れません。先が見えないというのは本当に気が滅入るものですね。
■皆さまも感染にはくれぐれもご注意ください。
ではまた。
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コメント
御無沙汰しております。
お元気で何よりです。
それに渕さん、悦さんには会いたかったです。
私も地域活動の手伝いをやっていますが、イベントは中止、会議は書面でといった形になっています。
なお今後もどうなるかわかりませんが、一か月に一回位「呟いて」ください。笑
投稿: 近藤 郷 | 2020年8月 3日 (月) 07時04分
実際、詰工房が休みになろうと、お祭りが中止になろうと、ブログで採り上げる材料などいくらでもあるはず。それなのに…。
この数か月間、思いっきり怠惰な生活をしていました。これからは、少しだけ心を入れ替えて頑張ります!
投稿: 安武利太 | 2020年8月 3日 (月) 22時24分