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2022年4月10日 (日)

No.260 春霞賞候補作紹介 詰パラ2021年11月号

詰パラ2021年11月号の春霞賞候補作を紹介いたします。

■中学校25 松下拓矢氏作 「てとりす」
◇斜めラインと横ラインのポジションチェンジ

20211125_

43角、34桂合、25銀、同馬、28桂、26玉、46龍、同桂、
36金、同馬、16角成 まで11手詰

太刀岡甫-伝わりにくさは否めないが、全く新しい狙いを発明すると1号局になれる。新しい創作の方向性といえるかもしれない。
馬屋原剛-独自性が高いテーマ。言われないと気づかないのが難点か。だが、新しいことをやろうとする姿勢を評価したい。
會場健大-構想作の方向性よりは、駒の形状を問題にしているという意味では曲詰のそれに近く、作者も構想のつもりはないと思うが、だれもまだやっていないことを見つけるだけでも創作態度としてすばらしい。
久保紀貴-あいばさんと同感。形式的な狙いではあるが、新しいことに挑戦しているのが好ましい。

※作者は、各種の記録作や、本作のような「今までなかった新しい狙い」に拘った作品を次々と発表されている、今注目の作家です。構想作かと言われると微妙ではありますが、作者のモチベーションは、構想作家のそれと、何ら変わりません。こうした挑戦を繰り返すことで、詰将棋は進化していくのでしょう。

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