No.202 第345回詰工房例会報告
■8月25日(日)詰工房の例会に参加してきました。
参加者:青○裕一、稲○元孝、岩〇修、大○光一、沖○幸、加○徹、金○清志、小○正浩、原〇慎一、深○一伸、田中徹 以上11名(敬称略)
※漏れや誤字があったら申し訳ありません。
■7月の例会は町内の祭礼と重なり欠席したので、このブログも休載しました。勝手に夏休みを取ってしまい、すみませんでした。
7月は例会と祭礼がバッティングしないか、毎年気を揉んでいます。
これまでは幸運に恵まれることが多かったのですが、今年はダメでしたね…。
■さて、8月の例会に戻ります。
社団戦の開催日に当たったこともあり、参加者11名。落ち着いた例会になりました。
自分は会場に入ってから3時までの間は、その日紹介する作品の予習に当てています(前の日までにやっとけ? ごもっとも)。
そして3時を過ぎると、頃合いを見てプロジェクターの出番。
いつもは解図や対局、雑談等で盛り上がっているところを中断させてしまい、心苦しく感じるのですが、この日は余り気を遣う必要がありませんでした。良いのか悪いのか、微妙です。
ともあれ、注目作の紹介がスタート。
予習の効果もあって、順調にプレゼン終了か、と思われましたが、大甘でした。
スマホ詰パラの発表作紹介の中で、「この作者は要注目です」と言ったら、小○さんの「それは詰工房常連の〇○さんでは…」に唖然。
深○さんには「『この詰』に例題として出てますよ」と指摘され、茫然。
将来の大物と思ったら既に大物だった…。
また、「4桂連打+3桂成り捨て」作を褒めていたら、TETSUさんに「こんなのがありますよ」と4作ほど前例があることを教えられました。
毎度のことながら、勉強不足で申し訳なし。
■TETSUさんと言えば、パラ9月号の「おもちゃ箱だより」で、“注目作の紹介”について取り上げてくださいました。ありがとうございました。
スマホ詰パラの発表作をいかにして歴史に残すか、そろそろ知恵を絞る時期です。
ネットでの中継等も提案されていて、非常に魅力的なのですが、仮に動画で生放送なんてことになるといささか…。その時は桂花さんに司会を譲りましょう。
■スマホ詰パラの発表作から2局紹介します。
スマホ詰パラ 2019年7月 i@hiro氏作 No.13231
中合の角を動かす。最近ポピュラーな構成ですが、本作は角が最大距離を移動するのが特徴。
前例はあるでしょうし、形にも問題ありです。それでも本作には誰かの物真似ではない、創意が感じられます。
作家として最も大事な資質です。
スマホ詰パラ 2019年7月 高等遊民氏作 No.13285
実は本作、ページ数の関係で最後にカットしたため、今回のレジメには載っていません。しかし個人的に気に入っていたので、ここでご紹介することにしました。
34金を45桂に置き換える手順が秀逸です。
■5時からは2次会。自分は祭礼の反省会(本当の!)があり、残念ながら直帰しました。
■この日の模様を知りたい方は、例によってhirotsumeshogiさんのブログ、「詰将棋の欠片」をご覧ください。
■今月は春霞賞の選考はお休みでしたが、7月の例会で今年3月号と4月号の候補作が決まっています。
◇詰パラ 2019年3月号
大学9 青木裕一氏作
◇詰パラ 2019年4月号
大学10 若島正氏作
大学院7 太刀岡甫氏作
大学院8 馬屋原剛氏作
4月号は3作が同じ票数で並ぶ大接戦。なお内容については、頁を改めてご紹介いたします。
■このブログのタイトルには「祭り」とあるのに、今まで全く祭りについて触れたことがありませんでした。そこで、今回は我が町内の祭礼について、ざっとご紹介します。
[土曜日 午前]
幟たて、櫓や山車の組み立て、夜店の設営等、ひたすら準備。
一番疲れるのがここかも。
[土曜日 午後]
神輿と山車で町内一周。
神輿は3つあるが、子ども神輿ばかり。最近は誰も肩で担ごうとせず、腰の辺りで両手で抱えている。神輿は沈み、“担いでいる”感ゼロ。しかも後半は大概親が肩代わりすることになる。が、それも良し。子どもたちの笑顔が一番。
山車には囃子の太鼓を載せ、練習を重ねた子どもたちが交代でバチを握る。自分は山車の後に付いて笛を吹く。開放的で気持ちが良い。
[土曜日 夜]
盆踊りと夜店で賑わう。
神社の境内はチョー狭く、人口密度が高い。自分はかき氷の担当。1杯50円と子どもにも手頃な価格設定。他には焼き鳥、焼きそば、飲み物、(おもちゃの)金魚すくい、福引等。結構行列ができる。
盆踊りの前に囃子獅子舞の奉納。夜店を一時離脱し、ここでも笛を吹く。
夜店に戻り、結局かき氷を200杯近く売り上げる。自分が担当するようになってからの最高記録だ。
片付けをして1日目終了。心配していた雨も降らずに済んだ。
[日曜日 午前]
神事(本祭り)。宮司が祝詞を挙げ、神楽舞を奉納。
自分は神楽の締め太鼓を担当。地味だがこれが本祭りだから手抜きはできない。途中から良く晴れて大汗をかく。
[日曜日 午後]
再び神輿と山車が町内を回る。
例年2日目の方が子どもが少ないのが悩みの種。
自分は境内に残ってお留守番。
以上で行事は終了。
全員で片付けをした後、夕方から反省会と言う名の飲み会に突入。これが一番の楽しみだったりする。
1000世帯ほどの小さな町内の、ささやかなお祭りではあるが、それなりに達成感はある。
今年は台風が上陸したにも関わらず、雨は夜中に降っただけで、奇跡的にすべての日程を消化できました。
神様のご加護に感謝。
■ではまた。
最近のコメント