詰工房例会報告

2021年5月 3日 (月)

No.237 第365回詰工房例会報告

3月の例会報告に引き続き、4月の例会の報告です。

424日(土)詰工房の例会に参加してきました。
参加者:會○健大、青○裕一、井○徹也、馬○原剛、沖○幸、金○清志、久○紀貴、小○正浩、新○江○弘、芹○修、竹○健一、太○岡甫、松○成俊、宮○敦史、田中徹 以上15名(以上敬称略)
※漏れや誤字があったら申し訳ありません。

■いよいよ第8回春霞賞決定の日を迎えました。
春霞賞の運営を4人の若手実力作家に引き継いでから2年、つくづく感じるのは、彼らの知見の高さと過去作への造詣の深さです。
春霞賞の選考基準が「構想の新しさ」である以上、発表済みの作品についてある程度把握していなければ、正しい選考は出来ません。筆者が候補作の選考を行っていた頃はそれが最大の弱点でしたが、その点今は全く心配いりません。これは大きな前進です。
更に作品のプレゼンにおいても、筆者と現在のスタッフとでは、作品の理解度において歴然とした違いがあります。
素晴らしいメンバーが引き継いでくれて、本当に助かりました。心から感謝します。

選考会は15時過ぎにスタート。進行役は久し振りの久○さん。今年も大接戦で、わずかな差で大賞1局と佳作3局が決まりました。
受賞作は詰パラ誌上で発表されますが、今回はその前にネット上で公開してしまおうかと考えています。いずれにしても、発表までもうしばらくお待ちください。

■第8回の受賞作選考が無事終了した後は、第9回春霞賞の選考です。まずは1月号の候補作選出から。

<詰パラ2021年1月号候補作>
入選100回記念1 馬屋原剛氏作

内容については、別頁にてご紹介します。

■続いては注目作の紹介からピックアップ。

①詰パラ 2021年1月号
入選100回記念2 馬屋原剛氏作

202111002

51飛成、52銀58金、69玉、62龍、63銀68金、59玉、
53龍、54銀58金、69玉、64龍、65銀68金、59玉、
55龍、56銀58金、69玉、66龍、67銀成68金、59玉、
55龍、49玉、59金、39玉、35龍、28玉、37龍、18玉、
17龍 まで33手詰

作者が高校時代に着想したという手順を、遂に図化に成功。文字通り夢のような手順が展開されます。
改めて同人入り、おめでとうございます。


②詰パラ 2021年1月号
デパート5 馬屋原剛氏作

202115

75飛、56玉、57と、同玉、48馬、56玉、76飛、45玉、
46飛、34玉、36飛、23玉、26飛、32玉、22飛成、41玉、
21龍、31飛合、同龍、同玉、51飛、41飛合、同飛成、同玉、
61飛、51飛合、同飛成、同玉、71飛、62玉、73飛成、51玉、
71龍、61飛合、同龍、同玉、41飛、62玉、71飛成、53玉、
73龍、63飛合、同龍、同玉『A』
83飛、74玉、73飛成、65玉、75龍、56玉、66龍、45玉、
46龍、34玉、36龍、23玉、27龍、32玉、22龍、41玉、
『A』
83飛、74玉、73飛生、65玉、75飛生、56玉、57歩、66玉、
67歩、同玉、59桂、66玉、56歩、同玉、76飛、45玉、
46飛、34玉、36飛、23玉、26飛、34玉、25金、23玉、
35金、32玉、22飛成、41玉、
『A』
83飛、74玉、73飛成、85玉、75龍、96玉、95龍、同と、
97金、同玉、88金、96玉、97歩、85玉、75馬、94玉、
93銀成 まで161手詰

まるで「馬屋原さん特集」ですが、どちらも外せない作品です。
出だしは普通の龍追いですが、従来の龍追い作品と大きく異なるのは、龍追いが途中から飛車追いに変わること。飛車から龍ならともかく、龍から飛にバトンタッチというのはほとんど記憶に有りません。
常に記録や新しさを追究し続ける作者らしい趣向作です。


③スマホ詰パラ 2021年3月
No.16266 天の川氏作

16266_202103

41角、同玉、52銀、同玉、53銀成、同玉、54飛、43玉、
52角、32玉、23銀、同玉、34金、32玉、33歩、同桂、
23金、同玉、41角成、32桂合、35桂、22玉、24飛、同桂、
23桂成、21玉、31馬、同玉、32銀 まで29手詰

3手目52銀が想定外の一手。同玉に対し、53銀成~54飛という攻め筋が見えないと、とても決断できない難手になっています。おそらく逆算によるものと推察しますが、自然な配置で手順にも強引なところがなく、見事な逆算と言う他ありません。
合駒を動かし、攻方の大駒を消し去る収束も鮮やかで、実戦型の傑作と思います。


④スマホ詰パラ 2021年3月
No.16376 パスファインダー氏作

16376_202103

9726玉、27飛36玉、21飛成18香成、27龍 
まで7手詰

昨年詰パラで発表された藤原俊雅氏作の5手詰(半期賞受賞作)をベースにした7手詰。藤原作は飛車の横最遠移動スイッチバックがテーマでしたが、本作は飛車を横と縦に動かそうというもの。欲張っている割に配置に全く無理がないのは、流石です。
藤原作の正統発展形として記憶しておきたい作品です。


<参考図>
詰パラ2020年11月号 藤原俊雅氏作  ■半期賞

20201122

97飛26玉、36金、同飛、27飛 まで5手詰


■例会終了後、自分はここで離脱しました。安心して二次会が出来るようになるのはいつのことか。全く先が見通せない状況に、ストレスが溜まりますね。

■この日の模様について知りたい方は、例によってhirotsumeshogiさんのブログ、「詰将棋の欠片」をご覧ください。

■ではまた。

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No.236 第364回詰工房例会報告

1か月以上経ってからの報告になってしまい、申し訳ありません。お詫び申し上げます。

321日(日)詰工房の例会に参加してきました。
参加者:青○裕一、馬○原剛、沖○幸、加○徹、金○清志、小○正浩、芹○修、太○岡甫、松○成俊、宮○敦史、米○歩登、和○積商、田中徹 以上13名(以上敬称略)
※漏れや誤字があったら申し訳ありません。

■春霞賞の選考会、進行役は馬○原さん。投票の結果、候補に残ったのは…

<詰パラ2020年12月号候補作>
創棋会1 野曽原直之氏作

内容については、このブログのNo.234で既に紹介済みですので、そちらをご参照ください。これで全ての春霞賞候補作が出揃いました。

■続いては注目作の紹介。そのうちの4局をご紹介します。

①詰パラ 2020年12月号
ヤン詰7 松下拓矢氏作 「ダブルトゥループ」

2020127_

46飛、同龍55と寄、同龍56金、同龍46歩、同龍
55と、同龍56金、同龍46歩、同龍54銀 
まで15手詰

玉方の龍が、「46555646」の三角のルートをノンストップで2回転します。駒取りなしのオール捨駒というのがセールスポイント。
個人的に注目している作者で、今後の活躍に期待大です。


②詰パラ 2020年12月号
デパート4 村田顕弘氏作 「ボートレース」

2020124_

13香生、21玉、24香、31玉、33香生、41玉、44香、51玉、
53龍、61玉、64飛、71玉、51龍、82玉、81龍、93玉、
94歩、同玉、95歩、同玉、96歩、同玉、97歩、同玉、
98歩、同玉、99歩、97玉、91龍、88玉、98龍、79玉、
89金、69玉、67飛、同金、58銀、同金、79金、59玉、
69金打、同金、同金、同玉、68金、59玉、58金、49玉、
48金、39玉、38金、29玉、28金、19玉、18金、29玉、
28龍 まで57手詰

盤面の周辺を3/4周する趣向作。方向転換がとてもスムーズで、題名の通りスピード感のある爽快な一局です。


③スマホ詰パラ 2021年2月
No.16141 紅蘭華氏作

16141_202102

22金、同金、同銀成、同玉、44角、33金合、同と、同桂、
34桂、13玉、23香成、同玉、24金、同玉、35銀、13玉、
24金、12玉、22桂成、同玉、33金、31玉、53角成、21玉、
43馬、12玉、13歩、同玉、25桂、12玉、23金、同玉、
33馬、12玉、13桂成、同玉、24銀、12玉、23銀成、21玉、
22成銀 まで41手詰

囲い図式を得意とする作者。これまでは大量の持駒による物量攻めの作品が目立ちましたが、本作は少ない持駒で、形の良い実戦型から粘り強い捌きの手順が展開されます。この好形で41手の長手数、しかも清涼詰とはお見事です。


④スマホ詰パラ 2021年2月
No.16150 relax氏作

16150_relax202102

37桂、同香成36銀、同成香35金、同成香34銀、同成香
36馬 まで9手詰

本作は、昨年上半期のパラ中学校半期賞受賞作を、作者自身が改良したものです。


<参考図>
詰パラ 2020年5月号 渡辺直史氏作  ■半期賞

0100-23

57桂、同香成56銀、同成香55飛、同成香54角、同成香
56金 まで9手詰

初形駒数、持駒ともに1枚ずつ減り、コンパクトな棋形になって見事な改良と言えます。半期賞受賞作にも関わらず、納得いくまで手を加えていく姿勢は見習いたいものです。

■例会終了後、いつものように完徹の自分は、ここで離脱となりました。

■この日の模様について知りたい方は、例によってhirotsumeshogiさんのブログ、「詰将棋の欠片」をご覧ください。

■引き続き4月の例会の報告をアップしますので、そちらもよろしく。ではまた。

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2021年3月 2日 (火)

No.233 第363回詰工房例会報告

221日(日)詰工房の例会に参加してきました。
参加者:會○健大、馬○原剛、加○徹、金○清志、小○正浩、芹○修、竹○健一、太○岡甫、利○偉、松○成俊、宮○敦史、田中徹 以上12名(以上敬称略)
※漏れや誤字があったら申し訳ありません。
今回、出席者名簿をコピーするのを忘れ、記憶だけで書いていますので、間違いがあるかも…。

■先月の例会は外出自粛で欠席しましたので、今年初の大井町です。

■例年は1月に行われる年賀詰鑑賞会も、1か月遅れで開催されました。そのため、春霞賞の選考会は年賀詰鑑賞会の終了後、16時を過ぎてからのスタートです。
先月は選考を行っておらず、2ヶ月分まとめての選考で、進行役は太○岡さん。投票の結果、候補に残ったのは、次の通り。

詰パラ 2020年10月号
●短大18 石本仰氏作
●デパート3 斎藤慎太郎氏作

詰パラ 2020年11月号
●高校24 太刀岡甫氏作

内容については、別頁にてご紹介します。

■続いては注目作の紹介。持ち時間が30分ほどしかなく、大幅に端折って行いました。
ここではそのうちの4局をご紹介。

①詰パラ 2020年10月号
大学11 芹田修氏作

20201011


25香、24桂合、同香、23桂合、33銀、13玉、23香成、同玉、
24銀成、22玉、33成銀、同玉、25桂、43玉、44銀、同玉、
36桂、同と、55龍、43玉、33桂成、同玉、53龍、43飛合、
25桂、22玉、13角成、21玉、31歩成、11玉、23桂、同飛、
21と、同飛、12馬、同玉、13龍 まで37手詰

2段桂合に始まり、飛車の翻弄、巧みな四桂の運用、そして清涼詰と、見応え充分。さすがは、逆算のスペシャリストです。
爪のアカ、分けてください!

②詰パラ 2020年11月号
たま研4 青木裕一氏作

2020114


3441玉、33桂51玉、42桂成、同玉、41桂成、同玉、
23角成、同香、33桂42玉、34桂51玉、41桂成、同玉、
42桂成、同玉、33角成、同玉、44金、同玉、45歩、同銀、
55銀 まで25手詰

34桂→33桂」と連打し、「42桂成→41桂成」と捨てる。こうして玉を42から41へ誘導します。
角捨てを挟んで、今度は「33桂→34桂」と打ち、「41桂成→42桂成」と連捨てすると、玉は41から42に戻りました。
この18手目の局面と初形を比べると、攻方45角が消えている! その結果23手目45歩打が可能となり、詰上ります。
摩訶不思議な手順で見る者を魅了する、青木ワールド全開の作品です。

③スマホ詰パラ 2021年1月
有吉弘敏氏作 No.15986

15986_202101


47飛、46銀合、55金、同玉、54と、同と、64銀、同玉、
63金、55玉、57飛、同銀成、47桂、同と、45金、同香、
44龍、46玉、35龍、55玉、46金、同と、44龍、同と、
73角成、54玉、53桂成、同香、65角成、同玉、64
 まで31手詰

この作品、見覚えのある方も多いことでしょう。本作の原図は、近代将棋19836月号発表のあぶり出しの名局でしたが、惜しくも余詰があり、本作はその修正図です。
完全であれば、間違いなく「中編名作選Ⅱ」に選ばれていたはず(EOGさんが見逃さない!)の名作が、見事な修正によって蘇えったことを、心からお祝い申し上げたいと思います。

          【詰上り図】

15986_202101_20210302212201



<参考図>近代将棋 1983年6月号 有吉弘敏氏作

19836_d


47飛、46銀合、44金、55玉、54金、同金、64銀生、同玉、
(A)63と、55玉、57飛以下31手詰

(A)63龍または74角成以下の余詰

④スマホ詰パラ 2021年1月
ichisuka氏作 No.15990

15990_ichisuka202101


35銀、43玉、44銀右、34玉、35銀、25玉、26銀引、24玉、
25歩、34玉、53桂成、45桂合、52角成、同金、35
 まで15手詰

初形と10手目の局面を比べてみてください。玉方44歩が消えています。すると何が変わるか?
初手53桂成とすると、45歩と突かれ、自玉が突歩詰で失敗。しかし、10手目の局面から53桂成なら、45歩合は打歩詰の禁手(!)で打てません。
即ち、玉方45歩を打歩詰の禁手にするために、初手から10手かけて玉方の44歩を盤面から消去し、結果として桂合を強要しているのです。
「玉方歩の原型消去により自玉への打歩詰を誘致し、歩合を拒否する構想」となるでしょうか。
例会参加者の皆さんに伺ったところ、同様の構想は今まで見た覚えがないとのことで、新構想の可能性が大きいと思われます。

※初手35銀に対し25玉と逃げると、52角成、同金、26香、15玉、24銀まで。44歩が64龍の利きを遮っているため早く詰みます。
つまり2手目は、44歩を敢えて取らせるための「不利逃避」になっていました! 
従って本作は、「不利逃避を逆用した玉方歩の原型消去により自玉への打歩詰を誘致し、歩合を拒否する構想」ということになります。
これは、Twitterで○崎さんと久○さんが本作について語り合っているのを見て、初めて知った次第で、お二人に深く感謝いたします。(3/4追記)

■例会終了後、いつも2次会でお世話になっているお店の前を通ると、「臨時休業」の張り紙が。
感染拡大の影響でしょう。どうかコロナに負けず、頑張ってほしいものです。落ち着いたらまたお邪魔しますので。
現在2次会は自粛中で、完徹の自分は無理せずここで離脱しました。

■この日の模様について知りたい方は、例によってhirotsumeshogiさんのブログ、「詰将棋の欠片」をご覧ください。

■解答選手権も2年連続中止(初級・一般戦はオンライン開催)になってしまいました。皆さまも感染にはくれぐれもご注意ください。

■近藤郷さんが、ちえのわ雑文集で、このブログの宣伝をしてくださいました。ありがとうございました!
今年は少しでも更新のペースを上げたいと思っていますが、どうなることやら…。

■ではまた。

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2021年1月16日 (土)

No. 231 第361回詰工房例会報告

今さらですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

1226日(日)詰工房の例会に参加してきました。
参加者:青○裕一、馬○原剛、沖○幸、金○清志、小○正浩、新○江○弘、芹○修、竹○健一、太○岡甫、田中徹 以上10名(以上敬称略)
※漏れや誤字があったら申し訳ありません。

■先月の例会は所用で欠席したので、2ヶ月振りの大井町です。

Vtuber「天月春霞」が話題になっているようです。
自分はyoutubeのチャンネルを見ていないので、名前だけで推測しますが、「○月○」の作者「○村○」さんしか思い付きません…。さて、その実体は?

■3時15分ころ、春霞賞の選考会がスタート。先月は自分が欠席した影響で、選考を行っておらず、2ヶ月分まとめての選考です。
進行役は同人入りを果たしたばかり(おめでとうございます!)の馬○原さん。
8月のノミネートは9作と豊作でしたが、9月は1作のみと対照的。投票の結果、候補に残ったのは…。

詰パラ20208月号
短大10 宮原航氏作
大学5 齋藤光寿氏作

以上2作。9月号は該当なしとなりました。
内容については、別頁にてご紹介します。

■続いては注目作の紹介。ここではそのうちの3局をご覧いただきます。

詰パラ20208月号
デパート2 宮原航氏作


角の限定移動2回。大駒が自在に盤上を駆け回る爽快作です。
誰もが復活を待望していた作者、春霞賞候補に残った玉方桂の四段跳ね作品といい、本作といい、モノが違います。

詰パラ20209月号
棋聖戴冠記念 藤井聡太二冠作


初手64角では53桂合で逃れ。そこでまず43桂と打ち、同角と呼んでから64角と打つのが好手順。43に呼んだ角を質にして、53桂合を拒否しています。
46
角引きに対する35歩突きも味の良い受けで、最後まで見応えのある攻防が続く、納得の一局です。

スマホ詰パラ202011
夜神ココ氏作


中合の飛車を2回動かして、最短手数の7手で詰ませます。作者としては習作程度なのかも知れませんが、間違いなく一級品です。

■このところ、意欲的な構想作の発表が相次いでいて、春霞賞レースは大激戦です。今回候補作に残れなかったノミネート作の中にも、ここで落とすには忍びない作品がちらほら。
現行の選考形式の弱点であり、そうした不運に泣いた作品に光を当てたのが、前回から設けられた”honorable mention(選外佳作)です。
この賞に選ばれた作品は、ある意味、最も構想作らしい構想作と言えるかも知れません。今回の落選作にも、まだチャンスは残されています。

■いつもなら5時からは2次会となるはずでしたが、新型コロナの感染拡大のため、ここで解散となりました。
自分も完徹のため、ここで離脱しました。電車の中では行きも帰りも爆睡…。

■この日の模様について知りたい方は、例によってhirotsumeshogiさんのブログ、「詰将棋の欠片」をご覧ください。

■新年早々、緊急事態宣言の発令で、解答選手権も2年連続の中止(初級・一般戦はオンライン開催)になってしまいました。
皆さまも感染にはくれぐれもご注意を。

■どなたか、新型コロナに収束を付けて、この難局を打開してください!
ではまた。

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2020年11月23日 (月)

No.229 第359回詰工房例会報告

1031日(土)詰工房の例会に参加してきました。
参加者:會○健大、青○裕一、池○俊哉、馬○原剛、沖○幸、加○徹、金○清志、小○正浩、新○江○弘、芹○修、竹○健一、太○岡甫、野○村○彦、柳○明、田中徹 以上15名(以上敬称略)
※漏れや誤字があったら申し訳ありません。

■現在の詰工房は予約申込制で、参加者の上限は16名までですので、この人数ならほぼ定員一杯ということになります。それなりに熱気のある集まりになりました。

■この日、隣の部屋ではチェスの大会が行われていました。もしかしたら、誰か知っている人が出場していたかも知れませんね。
そう言えば、以前の詰工房では、よくチェスの対局が行われていました。高橋さんや武さん、最近お見掛けしなくなりました。
もしかしたら、自分が春霞賞を始めたせいで、落ち着いてチェスの対局が出来なくなり、足が遠のいてしまったのかも…。そう考えると、いささか複雑な心境です。

■午後3時過ぎ、春霞賞の選考会スタートです。
進行役は會○さん。ノミネートは4作。投票の結果候補に残ったのは…。

詰パラ 20207月号
短大3 青木裕一氏作

馬屋原手筋の応用作品。内容については、別頁にてご紹介します。

■詰工房の例会中止により遅れていた分の選考も先月で終わり、今回から通常モードに復帰…と思ったのも束の間、今月(11月)は都合により例会を欠席しなければならず、また1か月遅れになってしまいます。申し訳なし。

■続いては注目作の紹介。ここではそのうちの2局をご覧いただきます。

詰パラ 2020年7月号
短大5 石本仰氏


4手目73玉と逃げると、62馬、74玉、84馬、65玉、66歩、76玉、68桂、77玉、95馬以下の詰み。
初手94香、3手目89香の限定の意味は、この変化のため。初手99香では95歩合とされて、変化順の95馬ができず、詰みません。
89香に玉方も銀中合で抵抗しますが、以下2枚の馬を捌き捨てて、綺麗に収束します。
石本さんの作品は、棋形や全体の構成にも神経が行き届いていて、気品を感じます。

詰パラ 2020年7月号
大学2 山田修司氏作 「駿馬」


左下の意味ありげな配置と作者名を見れば、もう期待せずにはいられません。と金を捌いて2枚の馬を連結させた後、35香を消去すれば準備完了。続いて飛び出したのは、タダで取れる79と金に、馬を2枚とも取らせてしまうという、何とも気前の良い手順でした。歩詰打開のためとは言え、どうして成立しているのか不思議なくらい、鮮やかな手際の良さに惚れ惚れします。

■スマホ詰パラの方はまた改めて。

5時からは2次会。この日は町内のパトロールに参加のため、ここで離脱しました。

■この日の模様について知りたい方は、例によってhirotsumeshogiさんのブログ、「詰将棋の欠片」をご覧ください。

■ラミちゃん、お疲れ!
ホエールズはいつまで経ってもホエールズで、誰が監督になろうと大雑把な体質は変わりません。来季も細かい野球には縁がないまま終わると、確信しています。それでもそこそこ勝てるチームになったのは、ラミちゃんの功績大です。
でもラミちゃんが辞めた途端に、ロペス・パットンが退団を発表。他の外国人選手も流出の可能性があり、番長にとっては多難な船出になりそうだ。

■新型コロナの感染は収まるどころか、陽性者数過去最高を記録し、更に勢いを増しています。
皆さまも感染にはくれぐれもご注意ください。

■なお先ほども触れましたが、今月の例会は、都合により自分は参加できません。
よって、春霞賞の選考は翌月回し。プロジェクターを使わない例会になりますので、この機を逃さず、詰将棋についてとことん語りたい、という方は、1128日(土)大井町へ来るべし!(※予約を忘れずに…)

■ではまた。

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2020年10月11日 (日)

No.226 第358回詰工房例会報告

926日(土)詰工房の例会に参加してきました。
参加者:青○裕一、馬○原剛、沖○幸、金○清志、小○正浩、近○郷、新○江○弘、芹○修、竹○健一、太○岡甫、利○偉、柳○明、田中徹 以上13名(以上敬称略)
※漏れや誤字があったら申し訳ありません。

■現在の詰工房は予約申込制で、参加者の上限は16名まで。
当分の間、以前のように20人を超える参加者が集まることはありません。コロナの感染が収まるまでは、この状況が続くのでしょう。

kisy一族の第2作品集「青い鳥2020」を購入しました。竹○さん、ありがとうございました。
詰パラの会員になった頃は、作品集を買うと、盤に並べてじっくり鑑賞したものですが、最近はほとんどがパラパラとめくるだけでお仕舞いです。
しかし、この「青い鳥2020」はコラムが充実していて、読み応え充分。オフ会レポートや、一族入会の感想、アマ竜王インタビュー等の純粋読み物から、実戦型創作講座、看寿賞ダブル受賞の裏側等、創作の秘奥に迫るものまで、バラエティーに富んでいて、飽きません。
それに何よりも、kisy一族は若さとエネルギーに溢れています。これで1500円はコスパ高し! 
3弾が楽しみです。

■午後3時を少し過ぎたころ、部屋の照明を落として、春霞賞の選考会スタートです。

■今回は3月号と6月号の候補作の選考を行いました。進行役は太○岡さん。
ノミネートはそれぞれ6作ずつとボリュームがあり、幾分駆け足の進行になりました。投票の結果は以下の通りです。

3月号 候補作
短大 若島正氏作
デパート3 大崎壮太郎氏作

6月号 候補作
同人室8 三輪勝昭氏作
創棋会1 中村宜幹氏作

内容については、別頁にてご紹介します。
これで、詰工房の例会中止により選考の遅れていた13月号の分の選考も終わり、次回からは通常モードに戻れます。

■続いては注目作の紹介。
こちらも、3月号と6月号の2ヶ月分から厳選してのご紹介で、ここではそのうちの2局をご覧いただきます。

詰パラ 2020年3月号
中学校12 池田豊氏作


寡作ながら、良く練り込まれた短・中編を中心に、‘70年代に大活躍された実力派作家です。本格復帰を期待します。
氏の代表作と言えばこれ。

<参考図>
詰パラ 1977年8月号 池田豊氏作
>

「三種遠打」。
三百人一局集にも自選されている傑作です。

詰パラ 2020年7月号
表紙 近藤郷氏作


今回は2作とも100%自分の好みで選びました。好形で難しいところは皆無。誰にでも気持ち良く解ける、癒し系の小品です。
しかし、こうした易しい作品でパラに入選するのは、今や非常に狭き門になってしまいました。
高密度、高難度で競い合う作品群の中にあって、負けずに存在感を示すことができる軽快作は、むしろ希少価値の高い作品と言って良いのではないでしょうか。

5時からは2次会。この日は他に予定はなかったのですが、寝不足のため参加を断念し、ここで離脱しました。

■この日の模様について知りたい方は、例によってhirotsumeshogiさんのブログ、「詰将棋の欠片」をご覧ください。

■新型コロナの感染は収まる気配がありません。トランプさん、本当に治ったの?
皆さまも感染にはくれぐれもご注意ください。ではまた。

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2020年9月 7日 (月)

No.224 第357回詰工房例会報告

823日(日)詰工房の例会に参加してきました。
参加者:會○健大、青○裕一、岩○修、馬○原剛、沖○幸、金○清志、小○正浩、角○逸、竹○健一、太○岡甫、渕○上悠、田中徹 以上12
2次会から参加:芹○修(以上敬称略)
※漏れや誤字があったら申し訳ありません。

■参加者数が少な目なのは、予約申込制のためか、あるいはコロナ禍のためか。
このご時世、あまり大人数になるより、この位の人数の方が安心できて良いのかも知れません。

kisy一族の第2作品集「青い鳥2020」の購入予約をしました。楽しみです。このところ新刊ラッシュで、懐が心配ですが(笑)。
最近は書籍出版のハードルが下がっているとはいえ、2年連続は意欲的な試みです。こうなったら3年連続、目指すしかないでしょ。皆、それくらいのポテンシャルは持っているはずですから。
そう言えば、中編名作選Ⅱの解説(三本裕明作)で、「青い鳥」の序文の一部を勝手に抜粋・転載してしまいましたが、まずかったかな? 
近○さん、すみません、事後承諾よろしくです!

■誰かの並べた新作に頭をヒネったり、藤井二冠や「青い鳥」の話題で盛り上がるなど、皆さんが思い思いの時間を過ごす間に、自分は紹介予定の注目作について、変化・紛れを確認したり、パラの解説を再読したりと、専ら復習の時間に充てます。
いつもならパラを見返す暇もなくあたふたしてますが、この日は珍しく余裕を持って準備できました(だからと言って、いいプレゼンが出来る訳ではない悲)。

そして午後3時になると、部屋の照明を落としてプロジェクターを稼働、というのがここ数年のパターン。
この日も3時になると直ぐに、春霞賞の選考会が始まりました。

■今回は2月号と5月号の候補作の選考を行いました。
進行役は馬○原さん。ノミネートはそれぞれ3作ずつ。投票の結果は以下の通りです。

2月号
短大8 太刀岡甫氏作

5月号
中学校23 渡辺直史氏作

内容については、別頁にてご紹介します。

■続いては注目作の紹介。こちらも春霞賞に合わせて、2月号と5月号の2ヶ月分から厳選してご紹介しました。
ここではそのうちの2局をご覧いただきます。

詰パラ 2020年2月号
大学院3 大崎壮太郎氏作


作者-呼び出しはがし。(中略)99の駒は結局取られないので、と金でも成立するが、極光45番にあやかって成銀とした。

上田氏の名作の飛車版。繰り返しの鍵となる右辺での手順が、バッテリーの組み換えや飛捨合を含む等、複雑化しているのが特徴で、極光45番とはかなり趣が異なります。まさに力作。

<参考図>
詰パラ 1976年12月号
上田吉一氏作 「極光45番」


言わずと知れた、不朽の名作。「成銀」と言えば本作を思い出します。


詰パラ 2020年5月号
中学校21 馬屋原剛氏作


本作の狙いは、変化手順の中に隠されています。
2手目24歩合なら、22角成、同玉、21馬、同玉、24龍以下の詰。
そう、「間に2枚の遮蔽駒を挟んだ若島手筋」という訳です。
もう少し肉付けをすることも出来たでしょうが、作者としては、最短手数での表現に拘ったものと思われます。

同人入り、おめでとうございます!

5時からは2次会。
この日は日曜日だったので町内会の予定はなく、久し振りに自分も参加することにしました。寝不足のため2時間少々で失礼させていただきましたが、やっぱりいいですねぇ、2次会。
でも、これからの予定を見ると、ほとんど土曜日開催…。

■この日の模様について知りたい方は、例によってhirotsumeshogiさんのブログ、「詰将棋の欠片」をご覧ください。

■この原稿を書いていて、詰工房例会の回数がどうもおかしいことに気が付きました。
自分は今回が「第354回」目の例会だと思っていたのですが、パラ9月号の会合報告を見ると、7月の例会が第356回となっています。
つまり、自分は中止になった月の分は回数にカウントしていなかったのに対し、オフィシャルでは中止の月も含めてカウントしているようなのです。
そうと分かれば、公式発表に合わせるしかありませんので、今回のタイトルを「第354回」から「第357回」に改めました。
ただ、例会400回記念のイベントを行う時など、混乱しなければ良いのですが…。

■コロナの感染拡大が止まりません。おかげで解答選手権も全国大会も中止。祭礼など町内の行事も軒並み中止になり、張り合いのないことこの上なし。
先が見えないというのは本当に気が滅入るものですね。

■皆さまも感染にはくれぐれもご注意ください。
ではまた。

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2020年8月 2日 (日)

No.220 第353回 詰工房例会報告

718日(土)詰工房の例会に参加してきました。
参加者:青○裕一、馬○恒司、馬○原剛、小○悦勇、沖○幸、金○清志、久○紀貴、小○正浩、新○江○弘、芹○修、竹○健一、太○岡甫、原○望、渕○上悠、田中徹 以上15名(以上敬称略)
※漏れや誤字があったら申し訳ありません。

■ご無沙汰いたしました。
新型コロナの影響で456月の例会が中止になり、4か月振りに行われた例会には、予約申込みをした15名の詰キストが参加しました。
誰かの新作が並べられ、皆で盤を囲んで考え込む。詰将棋の会合では当たり前の光景が、ようやく戻ってきました。いつもと同じ、のありがたさを痛感しました。

■ふと参加者名簿を見ると、小○悦勇氏のお名前が! 
しかし、室内にそれらしき人影は見当たりません。どうやら、いつの間にかやって来て、すぐにお帰りになったらしく、折角のご挨拶の機会を見逃してしまいました。
実は小○氏からの私信で、ある傑作の改良図と、その図を含む「私のベスト10」をお送りいただいたので、それを『詰工房で参加者に配布する』とお知らせしていました。おそらくそれで大井町まで足を運んでくださったものと思われますが、直接お礼を申し上げることが出来ず、本当に残念なことをしました。
そういう訳で、当日の参加者の皆さん限定で、小○氏作・解説「私のベスト10」をお渡ししました。これはちょっとした宝物になるはずです。
ただ、できるだけ多くの人に鑑賞してもらうために、ぜひ詰パラ誌上で発表してほしいと、切に願います。どうせなら作品集「雨滴」を全作掲載してほしいところですが、こちらは風みどりさんが何とかしてくれると期待しています。
なお、”ある傑作の改良図”については、後日このブログで紹介いたします。

■某氏の新作に挑戦中のグループが盛り上がっていたので、いつもより30分ほど遅れて、春霞賞の発表・選考に移りました。
まずは昨年、第7回春霞賞の受賞作の発表です。
詰パラ8月号に結果発表が載る予定ですので、詳しくはそちらでご確認ください(このブログでも特集します)。
続いて、1月号と4月号の春霞賞候補作の選考会開始です。
進行役は久○さん。今回は2月分でしたがノミネートが少な目で、スムーズに進行していきます。
投票の結果、

・1月号    該当なし
・4月号 デパート2 馬屋原剛氏作

に決定。
内容については、別頁にてご紹介します。

■春霞賞の後は注目作の紹介。
詰パラは1月号と4月号の出題作から6局、スマホ詰パラからは36月の発表作19局を、駆け足でご紹介しました。
ここでは、その中から2局をご覧いただきます。

詰パラ 20201月号
大学院1 鈴川優希氏作


柳原裕司氏や明石六郎氏の傑作を彷彿とする作品ですが、過去作品に全く引けを取らない傑作です。
大学院で誤無解ゼロ、平均点286という高評価が、本作の素晴らしさを端的に物語っています。

詰パラ 20204月号
短期大学16 原田清実氏作


盤面7枚の好形から、19香の最遠打、そして15桂中合が飛び出します。
収束まできっちりとまとまっており、作者が「中編では一番のお気に入り」と言われるのも納得の逸品です。

スマホ詰パラの作品紹介は別貢にて。

5時からは2次会ですが、自分は毎度ながら、町内会の関係でそのまま失礼させていただきました。

■この日の模様について知りたい方は、例によってhirotsumeshogiさんのブログ、「詰将棋の欠片」をご覧ください。

■コロナの感染拡大が止まりません。おかげで祭礼など町内の行事が軒並み中止になり、張り合いのないことこの上なし。
この数日の状況を見ると、詰工房もいつまた中止になるか知れません。先が見えないというのは本当に気が滅入るものですね。

■皆さまも感染にはくれぐれもご注意ください。
ではまた。

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2020年3月31日 (火)

No. 218 第352回詰工房例会報告

321日(土)詰工房の例会に参加してきました。
参加者:會○健大、青○裕一、池○俊哉、井○徹也、今○修、稲○元孝、岩○修、馬○原剛、沖○幸、金○清志、岸○裕真、久○紀貴、小○正浩、鈴○優希、田○雄大、竹○健一、太○岡甫、野○村○彦、長○川○地、渕○上悠、細○吉嗣、柳○明、山○大輔、和○積商、田中徹 以上25
2次会から参加 芹○修(以上敬称略)
※漏れや誤字があったら申し訳ありません。

■コロナウィルス感染拡大の影響により、解答選手権も中止に追い込まれる中、会場には多数の詰キストが集結。
皆さん待ちかねていたのでしょう。こころなしか、いつもより楽しげな雰囲気が伝わってくるようです。

■解答選手権関係の打ち合わせをしたり、紹介予定作の復習をしたりするうちに、定刻の3時となり、春霞賞の選考会開始です。
今月の進行役は會○さん。12月は詰棋校が休みなので、構想作は少ないのが普通ですが、今回はノミネート8局と豊作でした。
内容的にも見応えのある作品が多く、接戦を予想していましたが、投票の結果大崎氏の作品が余裕をもって逃げ切りました。

12月号 春霞賞候補作
創棋会3 大崎壮太郎氏作

内容については、別頁にてご紹介します。

■スマホ詰パラからは今回も2局ご紹介します。

スマホ詰パラ 20202
No.14311 keima82氏作


13と、同玉、12桂成、14玉、84飛、(イ)74香、同飛、34香合、同飛、同桂、13成桂、15玉、24銀、25玉、26香、同玉、35角、25玉、26香、同桂、52馬、34香合、同馬、同玉、53角成、36銀成、23銀生、33玉、35香、同成銀、34香、同成銀、同銀生、同玉、37飛、24玉、35馬、33玉、44馬、42玉、33飛成、51玉、52銀、同玉、34馬、41玉、43龍、42飛合、同龍、同玉、43飛、52玉、(A73飛成41玉、71龍、同銀、52金、32玉、23成桂まで59手詰

(イ)で34香合41馬以下非常に難解ながら早詰あり。そこで馬筋を止めるため74に合駒をすることになりますが、(イ)74歩合で、同飛同香では、13成桂、15玉、24銀、25玉、26歩、同玉、35角、36玉、37香、25玉、27飛、34玉、53角成、36合、44馬迄。
そこで、(イ)74歩合同飛の時、34香合とするのがうまい延命手段。
ところがこれで作意手順通りに進めていくと、(A73飛成の時に73の香を取れるので、同手数駒余りになってしまいます。
故に、(イ)で74香と移動中合するのが最善(駒が余らない)になる、という仕組みです。
新種のやけくそ中合といった趣ですが、移動中合してからその理由が判明するまで47手(!)という驚くべきスパンの遅効手であり、ほとんど前例がないのではないでしょうか。

スマホ詰パラ 20202
No.14330 relax氏作


初形「」に始まり、→「」→「」→「」→「」→「」→「」と次々にカナ文字が現れる7段曲詰。
オール打ち捨てで、しかも初形で3段目にいた角と銀が、詰上りでは1段目の2枚の香と入れ替わっているというオマケ付き。手順もきちんと限定されていて、類作さえなければ、歴史に残るべき作品です。

5時からはいつもの店で2次会です。自分は町内会の会合があり、そのまま失礼させていただきました。

この日の模様について知りたい方は、例によってhirotsumeshogiさんのブログ、「詰将棋の欠片」をご覧ください。
どうやら遅くまで盛り上がったようですね。

■自粛、自粛で皆さん本当にうんざりしていたのでしょう。顔を合わせてたわいもない話をする、それだけのことが実はとても貴重なことなのだと、思いを新たにしました。

ここ数日で一気に感染のペースが拡大し、今やいつ「非常事態宣言」が出されてもおかしくない状況です。先が見通せないだけに、陰鬱な思いが募ります。

ただ、詰キストは盤駒さえあれば自宅にいても不自由はないはず。
むしろこの自粛期間中に、名作・傑作がいくつも生まれることを期待したいと思います。

■ではまた。

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2020年3月 1日 (日)

No. 216 第351回詰工房例会報告

223日(日)詰工房の例会に参加してきました。
参加者:會○健大、青○裕一、荒○貴道、池○俊哉、稲○元孝、馬○原剛、大○孝、沖○幸、金○清志、金○タ○シ、小○正浩、竹○健一、太○岡甫、深○一伸、渕○上悠、細○吉嗣、宮○敦史、柳○明、田中徹 以上19名(敬称略)
※漏れや誤字があったら申し訳ありません。

■小学生の渕○上クンが初参加。
楽しんでもらえたでしょうか。また遊びに来てください。

■やはり気になるコロナウィルスの感染拡大。
例会の席でも解答選手権に向けて、色々と対策が話し合われていましたが、残念ながら、本日チャンピオン戦の中止が発表になりました。
様々なイベントやスポーツの大会で自粛が相次ぐ中での、苦渋の決断だったと思います。

感染拡大防止に積極的な姿勢をアピールしたい安倍総理ですが、今回の「要請」はどうだったか。
学校だけ休みにしたって、感染が止まるとは考えにくい。国民の間に一気に自粛ムードが広がるという効果はありましたが…。
一体いつになったら収束することやら。

3時少し前、春霞賞の選考会開始です。
進行役の太○岡さんによる解説の後、投票に移ります。
そして候補に残ったのが、これ。

大学院10 田島秀男氏作

内容については、別頁にてご紹介します。

■続いて、スマホ詰パラから2局ご紹介します。

スマホ詰パラ 20201
No.14161 わかば氏作


19手目34龍が渋い一手。21玉には11歩成~14龍、22玉なら14桂~35角成の筋があって、ピッタリ捕まります。
対する33歩合が、同龍なら21玉で打歩詰を見た好防手。収束はいかにも変長や非限定がありそうに見えて、どうやら割り切れているようです。
比較的簡素な形からの、意外性のある攻防が見所です。

スマホ詰パラ 20201
No.14171 aaa太刀岡氏作 「ヘンゼルの道しるべ」


角不成による連取りと馬鋸の組合せは珍しくありませんが、本作は2つの趣向がシームレスで繋がっているのが大きな特徴。
盤面鶯図式に始まり、粘りある収束も力強く、記憶に残る一局です。

5時からはいつもの店で2次会です。自分は寝不足と娘のお迎えがあったため、そのまま失礼させていただきました。

■この日の模様について知りたい方は、例によってhirotsumeshogiさんのブログ、「詰将棋の欠片」をご覧ください。

■次回の詰工房は321日の予定。もしやこちらも中止だなんてことは…?

■ではまた。

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